ガンダムユニコーン

悔しいが面白い。のっけからカッコいいMSのオンパレード。
クシャトリアが良い。ジェガンも、あっさりやられるかと思いきや、かっこよく粘る。

話も中々よく出来ている。戦争というものが「言葉」ではなく「実感」に変わってくる辺りから話の緊迫感が上がってくる。

様々な人々の死に様も、最近のモノにしては割としっかり描かれているのでは。
ガンダムがガンダムであるべき要素は、実はこういった人間の死に様とか、馬鹿さ加減とか、どうにもならない虚しさとか、こういう部分にこそ存在する。

ガンダムって、それ自体はただの機体名であり、兵器というだけの存在で、実は重要な要素は人間側にあるんですよね。
自分の中では、こういった要素がないものは「ガンダム」と認識していないため、まぁ一般的にはファースト寄り原理主義者の部類に入るでしょう。
要は、話の中身が空っぽで、MSの顔をガンダムっぽくしただけのものはガンダムとは見てません。

ユニコーンはキャラこそ今風？にしてはいるものの、話の内容としては、ガンダムと言っていいレベルに仕上がってると思います。
まぁユニコーンが「鍵」だの「開けると大変なラプラス」だの、ちょっと余計？な要素はありますが・・・
「鍵」なんて役割持たせちゃうと、本来はただの兵器であるはずのMSにリアリティがなくなるんですけどね。
あとあと、コレが響いて話が破綻しない事を祈って、見続けようと思います。

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