AVATAR(アバター) 3D
3D眼鏡なんて何年ぶりでしょうか(笑)
多分20年ぶりくらいかなぁ・・・
映画前の宣伝(Aliceがやってた)で既に3Dで、客席にはざわめきが。
現代の技術でやると、凄いですね。かなり立体感があります。
3Dって、要は人間の右目、左目の視差を利用して作り出すものになるわけですね。
だから、右目、左目で色違いのレンズをはめた眼鏡を使います。
で、昔の3Dというのは、右目、左目に応じてパーツごとに微妙にずらした絵を重ねていたものと推測されます。
なので、「立体感はあるけど、のっぺりした一枚絵が飛び出てる」という感覚なんですね。
飛び出す絵本のイメージです。
パーツごとの遠近感は表現できてるけど、パーツそのものは一枚絵、というものです。
今回のAVATARはその辺で驚きました。
戦闘シーンなんかの、弾が客席に向かって飛んでくる、とかはすごくわかり易いんですが、それ以上に顔のディテールとか、宇宙船のコクピットの計器類など、細かい所が微妙に立体的。
慣れない絵の感覚なので、最初は結構目が疲れますが、慣れるとかなり楽しめます。
ストーリーは、典型的なものですが、この映画はコレでいいでしょう。
視覚からの情報量が膨大なので、複雑なストーリーつける意味はありません。
劇場で、3Dで観るといい映画だと思います。