孤独を生ききる/瀬戸内寂聴
少し毛色の変わったものも読んでみよう、という事で手にとりました。
著者が女性なだけに、女性寄りという感じは若干しますが・・・
年の功というのでしょうか。
いい言葉が多いですね。
私は今まで漠然と「結局、人間は最終的には一人って当たり前なんじゃ・・」と考えていました。
この感覚が、漠然とぼやけていたものが、はっきり見えてきた気もします。
今、この本を読んでおいてよかったかもしれない。
作中にも若干出てきますが、著者はかなり幅広い(良い面でも悪い面でも)人生経験を持っているようで。
経験に裏づけられた心の持ち様というのは参考になります。
軽く読み通して、こんな言葉があったなぁ、という印象だけでも得ておくといいと思います。
そして、迷ったりした時、つらい時のために、手元に置いておいてもいいかもしれません。
- 作者: 瀬戸内寂聴
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 1998/10/01
- メディア: 文庫
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